2017年7月5日水曜日

大自然を目の前に

都会生まれの都会育ち。
その都会暮らしににも疲れを感じるようになり自然を求めこの地に。

当時は近代的なものを追い求め
そして人にもまれることが好きだった。
しかし今は自然の中で静かに生きて行きたいと思うように。

先日、キトラ古墳で青空太極拳を開催したが、
その美しい光景を目にした時、ここで太極拳を行いたいと思った。

自然の美しさを目にしたとき、
ただその空間にいるだけでもなんとも言えない幸福感を感じる。

その美しい大地に立てていることに喜びを感じ、
天に向け手を広げたくなる。

そのゆったりとした時間の流れに、ゆっくりと体を動かしたくなる。
すべては感じるがままに。

当会では年に何度か青空の下で気功と太極拳を行うが、
元々これを始めたのも心が求めるがままに。

美しい景色を見るとそれカメラに収めたくなるように
大地を踏みしめ手を広げたくなる。

今回の青空太極拳もそんな風に心が思うがままに企画した。

皆と円になって歩きたい。
自然に合う美しい音と音楽が欲しい。
大地と風と光を感じながら思考スイッチを完全にオフにし「無」になりたい。
ゆったりとしたそよ風のような楊式太極拳を皆で行いたい。

いつも思う。
楊式太極拳は本当に自然に調和すると。


大自然を目の前に思うこと。
その中にいるだけでも心地いいが、もっともっと自然を感じたい。
自然と一体化したい。

それが当会が目指す禅であり太極拳である。