2017年8月4日金曜日

封印

先日のカルチャーで、参加された方に尋ねられた。

「本当に氣で人を飛ばすことができるんですか?」と。

私は即座に「出来ます」と答えた。

実際は氣で飛ばすというより
気の流れを意識し脱力した状態で打つという感じだろうか。

逆を言えば
脱力することにより氣が流れやすい状態をつくり、
そこにターゲットである部分に意識を送る。
するとそこに氣が流れる。
あとは、それに従うという感じになる。

話の流れからしてそれをやって欲しいという空気になったが
それは避けたかったので今は封印していると伝えた。

体験に来られた方をいきなり吹っ飛ばすことなどできるはずがないし、
武術や武道の心得のない方を飛ばしたりして怪我でもされたら大変。

ある時から自分の勁力が急激に上がったことを自覚した時があり、
その日から散手もミット打ちも自制するようになった。

氣の力は自分の想像の外にあるので、
無意識に相手に大きな衝撃を与えてしまう。

氣の力が大きいことも怖いのだが、
それが無意識の状態で起きるということが怖いのだ。

勁力を増大させるには、力みを抜き脱力することが大切と教えている。
それに「打とうとしないこと」とも教えている。

打とうとすること自体今までの習慣で打ってしまうからだ。
今までの習慣=筋力
ということになる。

逆に大きくなった気の力を抑えるには、無ではなく意識しなくてはならず
又、力を弱めるために筋力を使ってブレーキをかけなければならない。

全くもって逆なのである。

いずれも今は封印している。
皆の健康を願って始めた気功と太極拳。
決して怪我人だけは出したくない。

氣の世界に興味を持ってもらうには、
デモンストレーションとしてその力を見せることも必要だとはわかっているのだが、
今はとにかく封印。

やって欲しいと言われても今はやらないと決めている。