2016年12月4日日曜日

春日初の第一回昇級試験

会を立ち上げて3年と8ヶ月。
ようやく昇級試験が出来るまでになった。
今とてもドキドキしている。

立ち上げ当初
会員は2人
青空太極拳参加者2人
公民館フェスタ参加者4人

そして今、
会員数77人となった。

その中から受験者17人
この中から春日伝統太極拳を引っ張って行ってくれるリーダーが誕生する。
ようやく夢の実現。


当会で行う昇級試験は5級から套路試験以外に推手と散手が副科として加わる。
2級からは武器が副科として加わる。
1級に至っては当会で行っている4種目の套路と推手と散手をマスターしたということになる。

前回のブログでも書かせて頂いたが、
太極拳を行う上で推手と散手は必要不可欠。
これからがなければ本当の意味で太極拳の意味や原理を知ることはできないだろう。

そして初段からは勁力試験を行う。
そのためにいくつかのユニークなテストを検討している。

いずれも勁力が使えなければ太極拳を習得したことにはならない。
そして勁力を開発しよういう過程には自ずと体がどんどん健康に向かう原理が備わっている。

これが春日流の有段者。
健康でなければ武術家とは言わない。


そして明日、
私にとっても初めて試験官となる。
試験を受けるのも緊張するが採点するのも緊張する。
公正な点数をつけるためにも非常に責任を問われる。

ひとつ言えることは私一人が採点するのではないということ。
会員全員の代表として私が採点することになる。

誰が見ても納得する採点でなくてはならないからだ。


いずれも明日、受験者の方々は
これまでの練習成果を遺憾なく発揮し最善を尽くして頑張って欲しいと思う。

心から応援しています。