2015年6月23日火曜日

あと17日

全日本まであと17日
去年もそうだが今年もなかなか士気が高まらず、もがき苦しんでいる。

停滞期に入ったのだろうか。
でもまあ仕方ない。
出来る限りのことをするまでだ。

ところで、低いモチベーションを上げるために私はあることをしている。

それは声を出すこと。

公民館の一室を借りて、ひとりで掛け声を出し、士気を高めている。

ということで今はひたすら大会モードにスイッチングしている。

スイッチングしていると言っても、ひたすらストレッチや筋トレをしているのではない。
目的が演武であっても私にとっての基本功は気功だ。

気功を行うと物理学では解明できない独自のパワーが得られる。

気功によって空間と同化し、
そして丹田に意識を置きながら動く。
私にとってのコートはカーペットではなく海という感じ。
さらにいえば、気の海。

気の海の中で自分がどう演武するかは丹田に任せる。
だから今年はどんな演武が飛び出すかは自分自身でもわからない。

ひとまず悔いが残らないようやれるだけのことはやろう。

2015年6月18日木曜日

孤独感を排するために

野外など広い場所で練習していると、孤独感というか、頼りない気分になる。
それは自然と繋がってないから。

自然とは気。
気と交わることができれば、自分は自然と一体化することができるし、体の周りに自分の身を守ってくれる気に包まれる。

動いてフラフラするのは自然(宇宙)と切り離されていいるから。

周りになにもないだだっ広いところで練習したとしよう。
自分がちっぽけな存在に思え、頼りない気分を感じる。

でもそうじゃない。
自分の周りには自分を支えてくれるものがたくさんある。
それを集めるだけでいい。

集まれば、孤独感は消え、気持ちが豊かになり、活力も沸いてくる。
それが気だ。

気を味方につけれればいい。

気を味方につければ数倍、いや数十倍強くなれる。

どうやってあつめればいい。

それにはまず立つこと。
ひたすら立つ。
そして自分が宇宙のひとつだということをイメージする。
すると自分の体にエネルギーが集まってくる。

気を味方につける術をみにつけよう。

当会では気の操るためにトレーニングを毎回行っています。

2015年6月13日土曜日

形意拳はやわらかい

形意拳の稽古をしている時、
「打ち込んではいけない」
師匠がそうおっしゃった。

形意拳は力で打とうとしてはダメなのだ。

動画サイト等で観る形意拳はどちらかというと少林拳等の剛拳の部類に入るようにみえる。
果たしてこれが本物の形意拳なんだろうか?

私は仲間と勁力(筋力ではない力)を試すためにたまに打ち合いをする。
この時打とうとするとパワーが死ぬ。
逆にゆるめると明らかにパワーが増す。

イメージ的には砲塔から砲弾を発射するかのような感じだ。
要するに腕の中は空っぽで筒状になっており、その中を何かが突き抜けるような感覚。

いずれも私は形意拳を現代風形意拳として捉えず、
太極拳の中に入れてしまっている。

太極拳のようにゆっくり練りながら練習すると、何か明らかに違った感覚が得られる。
どうもこの先に本物の形意拳があるように思う。

いわゆる形意拳はやわらかいものだと。

この先にどんな形意拳があるのか探ってみようと思う。

2015年6月11日木曜日

ゆっくり動けば風邪をひかなくなる

人間は常に病原菌と戦いながら生きている。
風邪をひかないでいられるのは免疫が常に戦ってくれているから。

逆に風邪をひいてしまうのは免疫力が弱ってるから。

でも、なぜ免疫力が弱ってしまうのだろう?

風邪をひくと熱がでる。
熱があがるのは免疫細胞が病原菌と戦っているから。
だから熱が出ることは治ることの前触れ。

こういう説もある。
熱(体温)を上げることによって免疫細胞を活発にすると。

熱が上がるから免疫力が上がるのか、免疫が働くから熱が発せられるのか、
それは私にはわからない。
いずれも熱は必要なのだ。

ところで、気功や太極拳を行うと体の中からじわ~っと温かくなる。
ゆっくり動くことでインナーマッスル(深層筋)を使うからだ。

インナーマッスルでもっとも有名なのが大腰筋(だいようきん)。
この筋肉は腸と隣接している。
腸は免疫細胞の集中するところでもあり、丹田が位置するところでもある。

こう考えると、太極拳によって風邪をひかない、
元気になるということが見えてくる。

気功と太極拳は知らず知らずのうちにインナーマッスルを鍛え、同時に丹田も鍛えてくれる。
こうして中から鍛えることが出来るのは太極拳だけだと言われている。

いつまでも元気でありたかったら迷わず太極拳をすすめる。

当会ではカタチだけにとらわれない中からつくりあげる太極拳を完成させるためのトレーニングを毎回行っている。
人々の健康を心から願っているからこそ。



2015年6月9日火曜日

太極拳で小脳を鍛える

近年の研究で、小脳はバランス感覚だけでなく、
ある動作を体で覚えたり、
無意識でできるようになるのも小脳の役割であることがわかってきました。

ということは?

小脳を鍛えればバランスよく立てるようになり、
あらゆる動作を早く覚え、しかも無意識でできるようになるということ。
いわゆる太極拳が上手くなる?

でも小脳は鍛えようがありません。

そこで、もっと簡単な方法があります。

太極拳をすればいいんです。(笑)

太極拳は小脳を鍛えるための最高のトレーニングです。
ゆっくり動くので他のスポーツに比べバランス感覚を多く要求されます。

それにゆっくりした動きには情報がいっぱい詰まっており、誰でもすぐには覚えられません。
これに関しても何度も同じ動作をすることによって体が覚えてしまいます。
これも小脳の働きです。

更に繰り返し練習すると無意識で動作ができるようになります。
これも小脳の働き。

いわゆる、太極拳を行うこと=小脳を鍛える
これすなわち老化防止につながるということです。

私は科学者ではないので80代や90代の年配者が太極拳を行って元気であることを科学的に証明することはできませんが、太極拳を行うことによって背筋が伸び病気しない身の心も元気になることだけはわかっています。

老化は足からくると言われます。
歩けなくなったらどんどん老化が進みます。

太極拳は足腰を鍛え、同時に小脳を鍛えます。
これすなわち最高のアンチエイジングであると言いたいです。

興味のある方は一度、高齢者の大会など見に行かれたら良いと思います。
90代でも信じられないような動きをされてますから。

いつまでも美しく若々しくありたいなら迷わず太極拳をおすすめします。



2015年6月8日月曜日

太極拳は土の上が一番いい

太極拳の練習といえば、室内が多いが、
私は野外でも練習している。

室内はピータイル、板の間・・
野外では、アスファルト、コンクリート、タイル、土、芝生、運動場などなど。

一番しっくりくるのは土の上だ。
地面はでこぼこだが、一番地球との一体感を感じることが出来るし、
不思議と軸も安定する。

なにより、体内にパワーがどんどん溜まってくるのがわかる。

室内でばかり練習していると本当の太極拳の素晴らしさに気付けないと思う。
太極拳はいろんなところでやるのがいい。

2015年6月7日日曜日

男らしく女らしく

人の演武を見ていても男性と女性とでは違う。
男性は力強く凛々しいし、女性は柔らかく美しい。

しかし、この要素はどちらも必要だ。

組手を行っているとよくわかる。
力強いだけではダメで、柔らかくないと相手の攻撃をかわしたり技をかけるのは難しい。

かといって柔らかいだけでもダメ。
打つ時は鋭く打たねば相手を倒すことはできない。

剛と柔。
陰と陽。
どちらも必要。

だから、演武を練習する時、どちらも意識しながら練る。


そういえば、昨夜仲間と崩しあいを行った。
平行歩でまっすぐ立ち、胸の真ん中を相手に押してもらう。
固くなると簡単に崩されてしまう。
しかし、自分が水であることを思い出すと相手はなかなか崩すことができない。

水は押すことができないのだ。

水は強くも柔らかくもある。
だから水を意識することは大事だと思った。