2015年3月5日木曜日

フェスティバルについて

今月の29日に奈良で最も大きなイベントが予定されている。
当会からは13人出場することになっている。

私はというと指導に専念したかったというのと、
会員さん達を主役にしたいと思ったので今回自分の出場は見送った。

いつもは私が前に立って練習を行っているが、
今回のフェスティバルでは会員さん達の自分の力で演武して欲しいと思った。

学生時代に行った合唱コンクールやその他の発表会。
もちろん先生は出場しない。
それは生徒達自身が自ら作り上げ、自らやり遂げて欲しいというテーマだから。

それに私が出場すれば、当然私が目立ってしまう。
会員さんは私を引き立てるための役目ではない。
教えている以上は会員さん達に日頃の練習の成果を発揮して欲しい。

実際に、私が出場しないということで、各々が自分の役目に責任を感じながら熱心に練習されている。
そして、まだ太極拳歴一年にも満たない会員さん達がみるみると上達している。

とても素晴らしいことだ。

昨日、主宰者との打ち合わせで連絡をしたのだが、「あなたは出場しないのですか?」と尋ねられたが
そのように言われると、「本当に会員さん達だけでやり切ることができるだろうか?」という不安が一瞬過った。

しかし、私は信じたい。
当会の会員さん達ならきっと自分たちだけの力でやりきってくれると。