2015年2月17日火曜日

くだらないことかもしれないが

講師の立場としての喜びってなんだろう?

それは、
教えたことを理解してくれたり、
体を動かすことに喜びを感じてくれたり、
健康を取り戻してくれたり、
生活が変わったことを実感してもらえたり、
生徒が進んで練習したり、上達したり・・

やはり与えたことによって返ってくるものがあると嬉しい。
だから、私はいつも出来る限り丁寧な指導をしようと心掛けている。

そして、もうひとつ。
生徒から褒めらえること。
私の演武が好きだと言ってくれたり、
強いと言ってくれたり、
教え方が良いと言ってもらえたり。
とても嬉しい。

生徒時代、私は、先生は上手くて当たり前と思ったこともあるけど、
先生にしても毎日努力されている。
それに私が最初に師事した先生は頻繁に私に自分がどう変わったか尋ねられた。
私はその都度感じたことを先生に伝えた。
確かに先生は日々進歩されていた。

先生というのは生徒を認めるのが役目なのだが、
先生もまた生徒が誇れる先生になりたい。
それも太極拳も何も知らない素人ではなく目の前にいる生徒に認められるのが一番嬉しい。
なぜなら生徒は先生のことを一番よく理解しているからだと思う。

私は今もだが、最初に師事した先生の演武が一番美しいと思ったし、カッコイイとも思った。
それに先生の人間性や雰囲気も好きだった。

最初に師事した先生がとても良い先生だったが
これも縁なのか、とても恵まれていると思った。