2014年10月28日火曜日

パワーをためる

形意拳の練習主体になってくると、どうも悪い癖がでてくる。
ついついパワーを出そうとして力んでしまうのだ。
そしてすぐに疲れてしまう。

疲れるとやる気を失い、
その結果練習不足になる。
なんとも悪循環だ。

ということで、形意拳を太極拳のようにゆっくり練習する。
ゆっくりだけではなく
形を作ろうとせずにできる限りの力を抜いてやってみる。
傍からみるとかなり不恰好に見えると思う。

が、そんなことは関係ない。
大事なのは同じ時間を使うのにも練習成果を出すことだから。

こういう練習をするとおもしろいことが起きる。
体が疼いてくるのだ。(笑)
これこそが太極拳をゆっくりやる意味のひとつだと悟った。

ゆっくりやればやるほど、どんどん体内にパワーが溜まってくる。
発散することができないエネルギーだ。

ためてためてどんどんためていくと、どんどん体が熱くなり、
そしてじんわりと汗をかき、
不思議なほどリフレッシュ感を味わえる。

大きな力を発するためには、ためなければならない。
だからこそゆっくりゆっくり動いてパワーをためる。

さて、
それが炸裂するとどうなるんだろう?