2013年10月27日日曜日

始めての呉式太極拳

なりゆきで今日から呉式太極拳を始めることになった。
興味をもったきっかけは、双辺太極拳にとても似ているから。

様々な流派を取り入れた太極拳と言えば総合太極拳が有名だが、
更に幅広く取り入れたのが双辺太極拳。
第二次大戦中、生きるか死ぬかの戦いで最強の太極拳を作り出そうとして編成された太極拳らしい。

太極拳だけでなく形意拳、八卦掌の要素も加えられ、実戦性が最重要視されている。
手だけでなく脚も積極的に使うので、確かに実戦的だというのは套路を通しているだけでもわかる。

実はこの双辺太極拳で大会に出たかったのだが、残念ながらどの種目にも属さない。
そこでもっとも似ている呉式太極拳に着目した。

今日、30分で第一段(恐らく14式ぐらい)を老師に教わったが、
無論全部は覚えきれていないが、実際に老師について動いてみたら、妙にしっくりくるし、かなり私好みだということがわかった。

体重移動がハッキリしているし、動きも大きく、しかも楊式太極拳に似ていて動きも滑らか。
屈んだり、立ち上がったり、ひねったり、傾斜したりと変化に富んだ動きも楽しい。

大会まであと3か月しかないが間に合うだろうか?
ちょっとした賭けになるが、少なくとも陳式太極拳よりはずっと仕上がりが早いのではと思った。

ついでに老師に技のかけ方も教わったが、胸を使った関節技はとてもおもしろかった。
あれなら女性でも簡単に敵の肘をへし折ることができると思った。

今日は、前回に引き続き少林太祖長拳も習ったが、こちらもモノになればカッコいいと思ったが
私はやっぱり太極拳が一番肌にあってるようだ。