2013年10月15日火曜日

風のよう

自己嫌悪気味のそよかぜです。(笑)

最近、自分の行動や態度、発言・・なにもかもが気に入らなくなってきた。
来月で50を迎えることだし、心機一転リニューアルオープンといったところか。

といいつつ、また自慢話のような感じになってしまうが・・

先日、老師の奥様が私の演武を「風のよう」と例えてくださった。
いろんな方からいろんな言葉を贈って頂いたが、奥様の言葉が一番嬉しかった。

何を隠そう私は風のようになりたいと思っているから。

逆を言えば、迫力がないとも。(笑)

そういえば、過去に「戦っているようにみえない」と言われたことがあるが、確かにそうかもしれない。
私は戦うことを好まないし、相手がいると思って演武していない。
どちらかというと空気と戯れているという感じだろうか。
いわゆる太極拳ではなく気功を太極拳風に行っているような気がする。

演武する時は相手がいると思って行えという教えがあるが、
やはり、そうしないといけないのだろうか。

風といっても、今の私はそよ風レベルだが、
いずれ空気を自在に操ることができるようになれば、もう少しは迫力を出すことができるかな。

因みに、楊式刀の使い方としては、日本刀を振り回すような剣道のような動きは少ない。(あるにはある)
どちらかというと、スライスする感じだ。

いわゆる包丁で鶏肉を切るときの要領。
鶏肉は力を入れれば入れるほど切れない。
逆に力を抜いてスーッとスライドさせると難なく奥深くまで切れる。

圧倒的な厚みと重さのある日本刀とは違う。
日本刀は斧のようにも使えるのだろうが、楊式刀は無理だと思う。
どちらかといえばカッターナイフだと思った方がいいと思う。

そうなると・・
動きはやはり戦っているというより、ふわふわ舞っているようにみえると思う。
だから、今の動きでいいと思うのだが、都合が良過ぎるだろうか?(笑)