2013年9月4日水曜日

形意拳と試合用套路

今日は4時間程自主練を行った。
最近やることが多すぎて、メニューをこなすのが大変だ。

結局、形意拳も通背拳も太極拳のようにやることにした。
特に形意拳を太極拳のようにやるのは私的にかなりいい感じだ。
じっくり練れば練るほど、跟歩(こんぽ)でやった時に迫力が増す。
逆に最初っから跟歩でやっていると、早々に疲れてしまい、短時間でフォームが崩れてしまう。

それに跟歩そのものを最近見直している。
孫式太極拳のように、そっと付いてくるだけの感じで行っている。
こうすることで推進力だけに専念できるし、より遠くへ突き進むことが出来るということが最近わかった。

ところで、次の県大会までまだ5か月以上あるが、
今日、楊式太極拳の試合用套路をつくってみた。
伝統拳の場合は4分以内という制約があるので、85式を4分以内に収めようとすると、やりたい技をどんどん切り捨てて行かなくてはならない。
欲張って、いろいろ詰め込むと、今度は早回しで行わないといけないので、楊式ならではの絹の糸を紡ぐようなゆったりとした動きができなくなってしまう。

自分としてはやはり、ねっとり、じわ~~~っとした動きをやりたい。
そうなると、結局、出来る技はとても少なくなってしまう。

どうせ、足はぜんぜん上がらないし、下勢にしても足がベターっとつくほどは下げられない。
なので、私の場合、丁寧さと柔らかさで勝負するしかないのだ。

同時に来年の伝統拳大会用の形意拳も準備を始めて行きたいと思う。
通背拳で出ようと思っていたが、やはり若い選手にはどう頑張っても敵わないと。
やはり内家拳で勝負するしかないと思った。

形意拳では剛と柔、そして緩急をつけた動きを、それこそ楊式太極拳のように絹の糸を紡ぐように。
そんな演武が出来たらと思う。

準備は早いにこしたことはない。
やはり大会には余裕をもって挑みたいから。