2013年6月21日金曜日

無意識にご用心

昨夜のサークルは土砂降りだったので、人数少な目かな?と思いきやNさんと2人きりの練習になった。
大勢で賑やかなのもいいが、2人でじっくり練習に取り組むのもまた楽しい。

Nさんはサークル開始初日から毎週来られている熱心な会員さんだが、雨の中でも来られるのであればこれは本物といえよう。
俄然、私も教えることに熱が入る。

ということで今日はじっくりとNさんのフォームや動きをチェックすることが出来たし、繰り返し練習した成果もあり、飛躍的に姿勢が良くなった。

そんな中、関節技の用法を教えようとしたらNさんの肘関節から「コキッ」という音が。。
ご本人ほとんど痛がらず笑っていたので、音だけだったようだが、用法を教えるつもりが関節折ってしまったらえらいことだ。(笑)
勁力が備わってくると、脱力状態でのパワーが増すので、逆に意識してブレーキをかけないといけない。

それでなくとも私の場合、手が当たるとよく痛いと言われる。
当てようと思って当てに行ってるのではなく、たまたま当たってしまったというやつですね。
真剣に寸止めの練習もしなくては。(笑)

といいつつ、大阪の教室で先生が用法を説明する時、同じように打ってきたり、ひねられたり、弾かれたりするのだが、寸止めではなくたまにちょこっと当たることがある。
私は幸い経験していないが、先輩方とやりあっている時はよくある。
用法説明が始まる前から先輩は嫌そうな顔をしているし、実際少しでも触れるとすごく痛そうにされている。(笑)

いずれも脱力していると手の動きが読めないし、しかもスピードとパワーも増す。
気が付けば、鎖に繋がれた鉄球が目の前まですっ飛んできていたという感じだ。
動きが読めないから寸止めでも恐いし、多分、実戦でもこの時点で相手は戦闘意欲を失ってしまうことになると思う。

とにかく脱力、無意識の時ほど用心しなければだ。

P.S. 
「脱力」という言葉はもしかしたら適切でないかもしれない。
筋力だけでなく勁力も力なのだから。
やはり放鬆(ほうしょう)と言うべきかな。

P.S.2
本文中に不適切な部分があったので一部書き直しました。