2013年6月25日火曜日

寝ている時のように沈む

太極拳で大事なことは「沈む」ことに尽きると思う。

気を下丹田(下腹)に沈めることを気沈丹田(きちんたんでん)というが、
どうせなら、もっともっと沈めた方が良いということが最近わかってきた。

今日の個人練習でも、套路を練りながら、「沈め・・沈め・・」と呪文を唱えるようにやってみた。
すると、ある気づきが。

体重移動や、片足立の時、コンディションによってはまだまだぐらつくことがある。
が、
足を高く上げようとするのとは反対に沈もうとする。
すると、安定感がぜんぜん違う。

高く上がろうとする時ほど沈むわけだ。

因みに息をゆっくり吐くと沈みやすいのだが、踵脚などで足を上げる時も息を吐きながら上げた方が確実に安定する。
呼吸はやっぱり大事だ。

ところで、「沈む」ことに関して、ふとこう思った。
人間、眠りに入る時、自然と沈んでいく。
まるでベッドの中に体が埋もれていくかのように。
言い換えれば、脳波がアルファ波からシータ波に移行する時、人間は沈むわけだ。

そういえば、ホームランバッターの落合選手もホームランを打つ瞬間はアルファ波からシータ波になるのだそう。
要するに、うたた寝状態でホームランを打ってることになる。

太極拳でもシータ波で大きなパワーを発揮出来るのだとしたら、
まず、うたた寝状態をつくる。(かといって寝てしまってはいけないが;)

それが、いわゆる沈むことであり、結果、安定感とパワーが得られると言いうことになりそうだ。

ひとまず、
この理屈が合ってるかどうか、明日から意識しながら練習してみよう。