2013年6月19日水曜日

教える側にとって嬉しいこと

今日のサークルの午前の部は、Tさんと二人きりの練習だった。
サークル始まって以来、初のマンツーマンだ。

Tさんはサークル開始初日から毎週休まず来られ、とても熱心な会員さんなのだが、
最近2週連続、都合によりお休みされた。

驚いたのは、3週間前の練習日に、まだ教えていない套路を覚えてこられたことだ。
一瞬唖然となったが、聞けば動画サイトで予習してきたとのこと。
なるほど、今の時代ネットを開けばいくらでも情報があるわけだから、予習も出来てしまうわけだ。

その意欲は大変素晴らしいと思った。
が、実際に動きをみると残念ながら拍手を贈るには十分ではない出来だった。。

私は心の中で思った。
できれば予習より教えたところを復習してきて欲しかったと。(笑)

その後、そのことをそれとなくTさんに伝えたら、今日のTさんの動きは3週間のブランクがあるとは思えないほど、素晴らしかった。
その出来栄えを見て復習してこられたことはすぐに解った。

サークルを始めて、まず最初に嬉しかったのは、
初日で気の存在を実感してもらえたこと。
次に、自由参加制なのに続けて練習に来られること。
次に今まで体験に来られた6人中5人の方が入会されたこと。

そして、今日の出来事。
家できっちりと復習されてきたこと。

こうなると、とても教えがいがあるし、こちらも今後は更に熱意をもって教えようという気にさせられる。

私も生徒として先生に教わったことは、次の練習日まで忘れないよう家で復習をする。
そうしないと先生に失礼だと思うし、何より折角習いに行ったのにもったいないと思ってしまう。

もちろん、私としては週に1回体を動かすだけの目的で来られるのも歓迎だし、
意欲的に学ぼうとされるのも歓迎です。
太極拳を好きなように楽しんでもらうのが、このサークルの目的ですから。

ただ、少しでも復習してきてもらえると嬉しいということです。