2013年4月6日土曜日

なぜ太極拳かと振り返ってみる

丁度、新学期ということで前からやりたかった太極拳の話題を今日から書き綴っていこうと思います。

初めて9年目になりますが、仕事が忙しくなったり、引っ越しが続いたりとで途中ブランクもありましたが、一度でも太極拳の味を占めてしまうとやめられなくなりますね。(笑)

見た目はまるで踊りのようなのに、イザ戦うとハチャメチャに強く、しかも健康にも美容にも良い。
見た目の美しさや華麗さから、表演して人に楽しんでもらうことも出来るし、はたまた気を練ることで神秘体験までできる。
他にもダイエット効果やアンチエイジング効果も高く、太極拳をしている人は長寿の人が多い。
世の中に一粒でこれだけおいしい武術もないのではないだろうか?

私がもっとも興味を抱いたのは、見た目はすごく弱そうなのに、半端じゃなく強いというところでしょうか。
初めて先生に技を掛けられた時は、何が起こったかわからないうちに床に叩きつけられていました。
確かにこちらが先に攻撃したはずなのに、なぜ私は床に寝ているんだと。(笑)

一般的な考え方として、強くなるためには筋力を養わないといけないが、太極拳はその真逆で筋力をつければつけるほど、太極拳本来の力を出せなくなってしまう。
ようするに太極拳の武器となる頸力を出そうとするなら、力を完全に抜かないとダメなのだ。

歳をとるとどんどん筋力が衰えていくが、それは逆に気が通りやすくなるということ。
すなわち、死ぬまで強いのが太極拳なんだと教わりました。

それを知ったらやらない理由はなにもみつからなかったですね。(笑)