2013年4月7日日曜日

楊式太極拳を選んだ理由 その1

私が初めて習ったのが、伝統楊式太極拳でした。

まるで水の中でゆったりと泳いでいるような先生の演武を見てうっとりし、自分も同じように演武してみたいと。
さぞかし気持ちいいだろうな~と思いました。(先生が気持ちよさそうに演武してらしたので)

とにかく、その様からはとても武術という感じはなかったけど、それが余計に好奇へと変わりました。

もし、これが女性の先生なら多分それなりにしっくり感じていたと思います。
だが、私が最初についた先生はどちらかというと少し近寄りがたい強面の男の先生だった。
なのに、美しい。(笑)

実際に習い始めてみると、先生のようにうまく力を抜くことが出来ない。
というより、全身ガッチガチで、すぐさま力を抜くようにと言われた。
元々、空手と剣道をかじっていた私は力を抜くということが最初全くイメージになかったから。

しかし、その後もなかなか力を抜くことができない。
なぜか?
後に私はその理由に気づくことになる。

部屋で椅子に座っている時に、なんとなく手だけで太極拳をしていたら、先生のように力が抜けた演武をすることが出来たのだ。
なるほどと思った。
足腰がしっかり出来ていないから、その分、肩や腕に力が入ってしまっていたのだ。

それからは、私はわざと上体を低くし足腰の鍛錬になるように練習し始めた。
その効果は間もなく現れ、足腰が安定してきた頃、椅子に座って演武していたのと同じぐらい力を抜いた演武が出来るようになっていた。

このあたりからです。楊式太極拳の気持ち良さを感じ始めたのは。

(続く)